JA岩手県青年組織協議会


午前は平成27年度第2回委員長・事務局合同会議


2台のデコ軽トラで参加したJA新いわて


アニメ風のイラストが目を引くJAいわて中央の軽トラ

 岩手農業の担い手として、農業・地域振興活動に意欲的に取り組んできたJA岩手県青年組織協議会(以下、県青協)。今年度は、この県青協が設立されて60年の節目にあたる。さまざまな会議や記念事業が展開される中、県青協事務局では9月8日の委員長・事務局合同会議に合わせて非常にユニークなイベントを実施した。青年部恒例の「立て看板」を軽トラックの荷台に設置して、盛岡市内を走行するというものである。「軽トラは農作業で必ず使う車。我々青年部が継続してきた立て看板コンクールを軽トラの荷台に載せて走行して、たくさんの人にも見てもらいたいと考えました」。開催の理由を、そう教えてくれた県青協の青木慶会長。運行ルートを盛岡市内中心部としたのも、生産現場から遠い町場の消費者との距離を縮めたいという思いを込めたのだという。「農業に取り組みながら、地域を大事にしていることを消費者のみなさんに伝えたい」。初めての試みに、期待は高まる。


強いメッセージが感じられたJAいわて花巻


県青協の軽トラを先頭に、下の橋を走行する


江刺の芸能を絵画タッチで描いたJA江刺


インパクトのある軽トラで参加のJA岩手ふるさと


イラストで農業の大切さを伝えるJAいわて平泉

 午前中の委員長・事務局合同会議、昼食を挟んで午後、いよいよデコレーション軽トラックの運行である。参加台数は、県内6JA(新いわて・いわて中央・いわて花巻・岩手ふるさと・江刺・いわて平泉)に県青協を加えた合計12台。コンパネに描いた立て看板を軽トラの荷台3面(左右、後方)に立てた状態とし、盟友の運転で盛岡を走行する。出発式に先立ってJAいわて中央の本所前に集合したデコ軽トラは、思い思いのイラストや標語が描かれており、一堂に会した光景はなかなかの迫力。制作に奮闘した盟友はトラックと一緒に記念撮影ののち「サンフレッシュ都南」へ移動、4台づつに分かれて盛岡市内へとスタートした。

 サンフレッシュ都南を出発した一行は国道4号を北上し、仙北町へ。明治橋そして下の橋を渡り、盛岡城跡公園を右手に見ながら大通り商店街を走り抜け、盛岡駅前へと向かう。盛岡市の中心部を連なって走る軽トラック、しかも荷台には大きな立て看板が設置されているということもあり、対向車や歩行者の中には「何事が始まったのか」という表情の人も。今回の事業は60周年記念誌へも掲載されることもあり、沿道にはカメラやスマホを構えた“撮影班”が立ち、走行する盟友にエールを送る光景も見られた。


盛岡城跡公園の前で。沿道の盟友に手を振る


「俺は米を喰う!」インパクトあるメッセージ


信号待ち。ベストショットも盟友の手で

 JA青年部のメッセージを乗せて、盛岡のど真ん中を風を切って走った12台のデコレーション軽トラ。60周年事業の中でも、とびきりユニークな事業になったことと思う。

(取材日/平成27年9月8日、取材・撮影/フリーライター 井上宏美)

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