いわての輝く女性

平成24年1月 JA岩手ふるさと 水沢地域女性部

一覧へ戻る

JA岩手ふるさと 水沢地域女性部

左手前より、満倉支部長の小野寺節子さん、女性部長の鈴木厚子さん、常盤支部長の佐藤順子さん、後ろ左より、佐倉河支部長の及川睦子さん、水沢支部長の高橋かなえさん、姉体支部長の後藤ノエさん、真城支部長代理の佐藤和子さん

役割分担で手際のよい作業風景

水沢の食の匠直伝、女性部食堂自慢の「がんづき」

あら熱をとったがんづきはすぐにパック詰めして会場へ

 収穫の時期になると県内各地のJAで行われている「JAまつり」。それぞれの地域自慢の農産物の販売はもちろん、ステージショーありゲームやイベントあり、そして飲食コーナーありと、内容もバラエティに富んでいる。そしてどこのまつりでも、女性部のみなさんが縁の下の力持ちとなって運営に奮闘しているものである。今回は、JA岩手ふるさと水沢地域で行われている「JAまつり水沢」で、毎年評判を呼んでいるという「女性部食堂」を訪ねてみた。

出来立てのがんづきはまず試食。「うん、おいしい!」

会場のステージではJAまつり恒例の餅まきが

女性部食堂の物販コーナーも大好評

 開始時間の9時前から、会場のJA岩手ふるさと水沢地域センター前に設けられたテント通りはお客さんで早くもにぎやかだ。準備に励む出店側もさまざまで、岩手ふるさと米や奥州牛の販売コーナーに水沢地域の産直グループ、金魚すくいやポン菓子のテントまでも並んでいる。女性部食堂もその一画にあり、2張りのテントのひとつを厨房にして、JA岩手ふるさとのオリジナル米粉麺を使ったうどんを提供する。一方で物販コーナーも設けられ、こちらではメンバー手づくりの「がんづき」が大好評。出来立てを提供するのが恒例で、アツアツのがんづきが、次々と運び込まれていた。

がんづきの試食コーナーもお客さんが絶えなかった

お昼間近の女性部食堂前には小さな行列も

茹でた米粉うどんにタレを注ぐ。配膳はチームプレー

 水沢地域は、水沢、常盤、佐倉河、満倉、真城、姉体、黒石の7支部に分かれており、JA岩手ふるさと管内では比較的女性部員が多いところ。部員の交流の場としての研修会も栽培講習や健康に関するもの、料理教室などさまざまな内容で行われているが、支部の中に「班」と呼ばれるさらに小さなグループがおかれ、独自の活動を行っている点も特徴のひとつ。常盤地区での自家製焼き肉のたれ作りや黒石地区のしめ縄づくりなど、地域らしさのよく出た活動が行われており「できるだけ集まりやすい内容を工夫している」と、女性部長で黒石支部長でもある鈴木厚子さんは言う。そんな活動の集大成といえるのが、JAの合併前から行われている水沢地域女性部の大運動会。水沢体育館を会場にリレーや玉入れ、仕度競走などの団体競技が行われ、多くの部員が参加する。「みんなが参加できる団体競技を多くし、部員の少ない支部には他の支部から選手を出して補いあう。1年に1度の交流を楽しみにしている人も多いんですよ」と鈴木さん。水沢地域は今年春の役員改選で支部長のほとんどが変わり、鈴木さんも初の部長となったが「みんなに支えてもらって」と頼もしげに仲間を見つめる。班そして支部、さまざまな活動で培ってきた「繋がり」の強さが感じられた。

「米粉うどんおいしい?」の問いに「うん!」と元気な返事

メンバーへの差し入れは新米の水沢米のおにぎり

最後のがんづきはかわいらしい女の子がお買い上げ

 お昼近くになると、女性部食堂は通りにもイスを追加するほどの繁盛ぶり。食堂を預かるのは各支部の指導員ほか部員たちで、米粉うどんの注文にテキパキと対応する。調理室でもがんづきが次々に出来上がり、仕上げた分からパックにして食堂へと運ばれていく。こうして用意された100食分のがんづきは午前中に完売し、200食分の米粉うどんもお昼過ぎには終了してしまった。 今年も、水沢地域の女性部食堂は大好評であった。

米粉うどんもこれで完売。最後の1杯をいただきます

管内産「ひとめぼれ」使用、もちもち感も好評な米粉うどん

食堂を切り盛りしてくれた女性部員のみなさん

(取材日/平成23年10月30日、取材・撮影/フリーライター 井上宏美)

インデックスページへ戻る