いわての輝く女性

平成27年1月 JA女性組織協議会 フレッシュミズリーダー東北・北海道研修会

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JA女性組織協議会 フレッシュミズリーダー東北・北海道研修会

研修会事務局として大活躍の本県フレミズのメンバー

 JA女性組織の一グループとして、次世代の組織活動を担っているフレッシュミズ(フレミズ)。県内では各JA合わせておよそ350人の部員がおり、地域のなかでさまざまな活動を実践している。そんなフレミズのメンバーが一堂に会する機会が「フレッシュミズリーダー研修会」だが、今回は岩手県のフレミズが事務局となり、東北各県と北海道地区のメンバーも参加しての1泊2日の大会が開かれた。会場となった盛岡市の繋温泉のホテルには、各地域の組織リーダーや事務局合わせ60名が集合した。

岩手県女性協フレッシュ部の会長鈴木裕紀子さん

研修会開会に先立ち黙祷を行った

「フレッシュの元気で女性部も奮起する」と熊谷会長

 ホスト役をつとめる本県フレッシュ部会の会長で、JAいわて花巻とおのよつば地域支部フレッシュ部会長もつとめる鈴木裕紀子さんは「それぞれの情報交換と交流」をテーマに、独自のセミナーを開催するなど昨年から準備を進めてきたと話す。「私たちフレミズに必要なのは横のつながりですが、花巻管内でもフレッシュ部がないところがある。だからこそ女性部や中央会の力も必要。こういう機会を通し、『チーム東北・北海道』として全国にアピールしていきたいんです」と決意を表明。本県チーム総勢40人で、最大のおもてなしをすべく奮闘した。

 東日本大震災の犠牲者への黙祷で始まったリーダー研修会、挨拶で熊谷冨民子女性協会長は「農協改革の中ではフレッシュの参画も大事になる」と活動への期待を述べ、鈴木フレッシュ部会会長は「準備の中でフレッシュ部の会員や中央会という『組織の強さ』をつくづく感じている」と話した。このように変革する時代の中では、人と人との繋がりがとてもたいせつになる。祝辞に立った一般社団法人家の光協会の梅沢昭利協同・文化振興本部副本部長は「家の光」創刊時の言葉である「共同心の泉」を紹介、「震災以降この言葉を実感した人は多いのではないか」と話し、参加者はそれぞれの胸に意味を刻み付けた。

BMC代表塚本晃子さん。ビジネスマナーのプロだ

フレミズ同士だから共有し合える。笑顔あふれる

県外のフレミズメンバーとも意見交換が弾む

 初日は座学によるカリキュラム。まずはJA全中くらしの活動推進部、滝本匡志さんが「フレミズ活動の活性化対策について」と題して講演。JA女性組織3ヶ年計画のスローガン「JA女性 心ひとつに 今をつむぎ 次代へ繋ごう!」の実現のためにもフレミズの組織強化が必要であること、そしてフレミズ自身が活動を楽しむことが重要と説明した。続いては梅沢副本部長による講演「JA女性組織活動と家の光事業について」。全国約60万人の女性部員のうちフレミズは約1万7000人と3%にも満たないこと、さらに部員数減少という喫緊の課題には家の光事業を活用して欲しいと訴えた。

月面で必要なものは?想像をめぐらし選んでいく

結果を集計、NASAの回答に照らし合わせる

品目の順番について、各班のリーダーが説明

 休憩時間を挟み、研修第2部が始まった。講師の塚本晃子さんはビジネスマナーコンサルティング(BMC)代表として全国を飛び回り、リーダーに必須のコミュニケーションスキルを伝えている専門家。今回はワークショップ型の研修として、アメリカのNASAで作成されたゲーム「月面の危機」を行った。参加者を8班に分け、不時着した月面から生還するために必要なものを選んで班ごとにディスカッション、意見を集約し班ごとに発表する。塚本さんからのアドバイスは「一人だけの意見にも『どうして?』と耳を傾け、また自分の意見をきちんと伝えること」。多数決ではなく一人ひとりの意見を反映させること、相手を納得させるプレゼン力が組織活動ではたいせつになることを、ゲームを通して学ぶこととなった。

理由を説明、他者に理解してもらうのもプレゼン力

研修終了。「乾杯!」県域を超えたメンバーで卓を囲む

さんさ太鼓の軽やかな動き。会場からは手拍子が

ステージ一杯に踊るフレミズさんさ隊。各地で練習を重ねた

 たっぷり3時間、濃密な研修会の後は懇親会である。宴会場のステージで披露されたのは、今回のために結成された「フレミズさんさ隊」による踊り。JA新いわて・いわて中央・いわて花巻・いわて平泉のメンバーがさんさ踊りの衣装に身を包み「さんさ里歌」に合わせて踊りを披露、会場は大いに盛り上がった。「さんさは盛岡のメンバーに教えてもらった。こういうことも県全体の取り組みだからできるんです」とは鈴木会長。2日目は視察研修を行い、JAシンセラ直販部川村部長から地産地消の取り組みを学び多くの質問が出るなど、産直運営のヒントになった様子。大会というひとつの目標に向け、各JAの枠を超えて協力し、そして学び合ったフレミズメンバー。今回の取り組みはきっと、「チーム」として大きく成長する機会となっただろう。

(取材日/平成26年11月21日、取材・撮影/フリーライター 井上宏美)

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