いわての輝く女性

平成27年8月 JA岩手県女性組織協議会 フレッシュ部会

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JA岩手県女性組織協議会 フレッシュ部会

JAいわて中央女性部の藤倉千春フレミズ部会長(手前中央)と6人のメンバーで本会を運営

 「今日の主役はフレミズのみなさん。ここに来てよかったなと思えるように、そして仲間作りのいい機会にもなればと思っています」。JA岩手県女性組織協議会の新会長、髙橋弘美さんのメッセージがホールに響く。聞き入るメンバーそして関係者の顔には、緊張の中にも今日のプログラムにのぞむ意欲や期待が感じられるようである。JA女性組織の一員として活動するフレッシュミズ組織(フレミズ)、そんなフレミズが“主役”になる日ーー。年に1度の作文発表コンクールが、盛岡市内のホテルを会場に行われた。

フレミズに応援メッセージを送る髙橋弘美JA岩手県女性組織協議会会長

作文コンクール発表者。左から、大坪香澄さん、菅原祐子さん、小原恵さん、中村淳さん

ユニークな活動事例ばかりだった作文コンクール

 今回から名称も一新、「咲き誇れ!フレミズ活動“わたしの一歩”」と題して行われる本コンクール、参加したのは県内各JA女性部の役員やフレミズ部員、事務局などおよそ60人。午前の部は4名のフレッシュ部員による作文発表で、午後は研修会などが行われる。盛りだくさんのプログラムを進行するのは藤倉千春部会長をトップにしたフレミズの役員7名だ。「名称変更で参加しやすくなったと思いますし、午後は部員の交流会も兼ねています。日常から離れてリフレッシュしてもらえたらと思っています」と、開会に先立って挨拶をする藤倉部会長。フレミズならではのリラックスした雰囲気づくりに心を配っていた。

 さて、来賓からの挨拶が終わると作文コンクール。トップバッターはJAいわて花巻女性部北上地域支部西南支部の佐藤久美子さん(代読は小原恵さん)が「講習会を通しての環境改善と地域交流」と題し、有用微生物EMの利用法を教える講師としての活動をきっかけに地域の交流が生まれたことを報告。JA新いわて女性部北部支部舌崎地区の中村淳さんは東京から果樹農家に嫁ぎ、農作業や地域の人たちとの交流やふれあいの楽しさを「私の農業『はじめのいーっぽ!!』」というテーマで発表。JA岩手ふるさと女性部金ヶ崎地域女性部フレッシュ部の菅原祐子さんは、フレッシュの仲間で結成したお弁当づくりグループ「ゴチの会」がお弁当コンクールに挑戦、最優秀賞を穫るまでを「ゴチの会にごちそう様!!」として発表。スクリーンには美味しそうな弁当の写真も映し出された。最後は、JAいわて中央盛岡地域女性部フレッシュ部会厨川支部の大坪香澄さん。「家族と農業と私」と題し、専業農家での暮らしやフレッシュ部の活動を通じて食育への関心も生まれたことなどを発表した。会場からは発表者に大きな拍手が送られていた。

午後の交流会。野田三千代さんの話に耳を傾ける

海藻標本を見せながら、海の森の話を伝えてくれた

濡らしたハガキに絵を描くように海藻をのせる

 昼食を挟み、午後は研修を兼ねた交流集会で「海の森からのメッセージ~海藻おしば」と題した講演とワークショップが行われた。講師は、筑波大学下田臨海実験センターで海藻の生理生態学の研究に長年関わり、「海藻おしば」を創出した野田三千代さん。海藻を野の草花のように押し花にする活動は、海と森は密接な関係にあることを知る最適の方法として全国各地に広まっている。導入の講話では、わかめやこんぶ、ヒジキなど身近な海藻の標本も掲示。とりわけ大槌町産のわかめは大きく、野田さんも「早く復興して欲しいと願っています」と気持ちをこめる。DVD映像では各地の海の特徴と環境破壊の現状を紹介、「JA全国女性組織協議会とJF全国女性連が手を結び、海の環境をよくしていきたい」とメッセージを送った。ワークショップも野田さんらのアドバイスを受けながら作品づくり、参加者は思い思いの海藻おしばを作りあげた。

道具は割り箸やストローなど。細かい作業に慎重に

野田さんのアドバイスを受けながら楽しく作業

使うのは浜に打ち上げられた海藻だけ。色とりどり

大槌町もよく訪れていた野田さん。標本は大槌産わかめ

 プログラムも終盤。作文コンクールの審査講評が行われ、最優秀賞には仲間とお弁当づくりを楽しむ菅原祐子さんの発表が選ばれ、賞状と記念品が贈られた。菅原さんの作品は全国コンクールへの応募作品となる。そして締めくくりは、家の光創刊90周年記念の選定歌「きずなの力」音頭を、講師の佐藤淳子さんの指導のもと全員で実践。ウォーミングアップから手踊りの順序など、身体と頭をフルに使って輪踊りで笑顔を交わし教えあい、『フレミズの一日』は盛況のうちに終了した。

最優秀賞は菅原祐子さん。作品は全国コンクールに応募する。

「きずなの力」音頭をコミカルに教えてくれた佐藤淳子さん

音楽に合わせて踊る参加者。研修の最後にリフレッシュ

(取材日/平成27年7月3日、取材・撮影/フリーライター 井上宏美)

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