いわての輝く女性

平成28年4月 JA岩手ふるさと女性部

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JA岩手ふるさと女性部

前列右より、JA岩手ふるさと女性部長の菅原情子さん、金ヶ崎支部長の及川喜美子さん、後列右より、胆沢支部長の千田牧子さん、前沢支部長の高橋範子さん、水沢支部長の佐藤順子さん

 この1年の女性部活動を締めくくり、部員相互の親睦を深める「女性のつどい」。第18回を数えるJA岩手ふるさと女性部の大会は奥州市文化会館を会場に、水沢・前沢・金ヶ崎・胆沢・衣川の各支部から約680人もの女性部員が参集して開催された。

 9時50分に開会宣言、JA女性組織綱領唱和に続いて壇上に立ったのは菅原情子女性部部長。今年度は部員が増員になったこと、そして「これからも色々な場面でみなさんの力を借りることになると思う」と会場に話しかけた。この女性部員増加の背景には一昨年、JA岩手ふるさと企画課に「くらしの活動」というセクションが出来たことがある。 活動のひとつとして立ち上げたサークル「にこにこクラブ」は、子育て世代を対象に食育体験などを提供、「交流の場が欲しい」「料理教室や食農体験に参加したい」という若いお母さん達の関心を引いている。全国的に女性部員の減少が続く中での増加、しかもフレッシュ層の増加は大きな話題だ。JA岩手ふるさとは一丸となって、にこにこクラブの活動を支援している。

 続いてJA経営管理委員会の千田幸男副会長が壇上に立ち、昨年度のJA管内の生産状況を報告。主食農産地を掲げて取り組む米は70万俵出荷を達成、重要品目のひとつピーマンはJA合併の平成10年以降初めての高い売上を達成した。りんどう、きゅうり、アスパラガスの3品目も計画通り、畜産は子牛価格の高騰により計画以上の売上となった。そんな中でのTPP交渉妥結、そして国が進めている農協改革。「農地集約に向かう中で地域の結びつきは保たれるだろうか。国と共にJAでも独自に問題に取り組んでいきたい」と話した千田副会長、女性部のくらしの活動に関しても期待をしていると話し、「農協改革にも女性の力は必須」と力を込めて挨拶を締めくくった。

JA岩手ふるさとの役員が参集、「JA女性組織綱領」を唱和してスタート

お弁当コンクール。金ヶ崎地域の3組に賞状が授与された

爆笑トークと素晴らしい演奏で会場を魅了した中川愛子さん

愛子さんの教え子が子どもを連れて飛び入り参加。会場も笑顔に

ポンポン飛び出る「愛子節」に会場は爆笑の渦

 来賓祝辞、女性の歌斉唱を経て、JA岩手ふるさと女性部主催「わが家の味じまんコンクール~JA健康寿命100歳弁当~」の表彰式が行われた。最優秀賞は金ヶ崎横沢婦人部「夏野菜たっぷりランチ」に、そして同じく金ヶ崎横沢女子の会の「持ち寄り弁当」と、金ヶ崎ゴチの会の「ボクにも作って弁当」が優秀賞に選ばれた。続いては、お待ちかねの講演会。テレビやラジオなどで大活躍、「愛子おばちゃん」の愛称で親しまれる中川愛子さんが「歌あり、踊りあり、笑いあり」と題して抱腹絶倒のトーク、さらに中川愛子社中による民謡・演歌ショーを披露した。お馴染みの方言で繰り広げられるラジオの話、孫のことひ孫のこと、年金や生前葬について…。果てしなく広がるお話に会場は爆笑し放しだ。民謡・演歌ショーも外山節や花笠音頭、女性部にちなんで歌詞を変えて歌われた真室川音頭と続き、会場の大きな拍手が重なった。さらに被災地支援を続けている中川愛子さんが「三陸津波の相撲甚句」をとうとうと歌い上げ、温かな拍手がわき起こった。

家の光講師の佐藤淳子さんも会場を巻き込んで

右手と左手で違う動作をする。手と頭の体操だ

立ち上がって全身体操。周りの人とも会話が弾む

「天井が破けるような大声を出して!」と佐藤さん

 昼食を挟み午後の部は、家の光講師の佐藤淳子さんが登場。まずは頭の体操でウォーミングアップして、その場に立ち上がって手足を使った体操を。発声練習では「転倒にも負け~ず!」「腰のゆがみにも負け~ず!」と元気で茶目っ気たっぷりな佐藤さんに、会場もつられて大きな声を出す。十分に体がほぐれたところで地域委員がステージに上がり、全員で「きずなの力音頭」を踊った。続いては金ヶ崎地域フレッシュ部の菅原祐子部長が、平成27年度の「咲き誇れフレミズ活動わたしの一歩作文」で岩手県代表にも選ばれた「ゴチの会にごちそう様」を発表。後日談として4年目の活動を紹介、「ぜひ皆さんの娘さんやお嫁さんに、フレッシュに顔を出していただくようお声がけください」と結んだ。そして最後は「女性のつどい」恒例、各地域支部によるアトラクションである。ビニールで作った手づくり衣装チームあり姉っこ装束あり、ラジオ体操で歌謡曲「ボヘミアン」を歌う演目、チームワークのヨサコイソーランや正統派の民舞など、9地域総勢100名を越える女性部員が芸達者ぶりを披露した。農繁期が始まる前のひととき、参加者は思い切り笑って英気を養った。

フレミズ部長菅原祐子さんによる作文発表

「人の一生」をテーマに様々な年代の扮装に身を包み

オーバーアクションで「ボヘミアン」を熱唱

31人の「一休さん」がところ狭しとステージに

ロビーには家の光活用&女性部活動作品展示コーナー

(取材日/平成28年1月23日 取材・撮影/フリーライター 井上宏美)

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