いわての輝く女性

平成29年12月 JA江刺女性部

一覧へ戻る

JA江刺女性部

本日の参加メンバーで記念写真。

JA江刺女性部の元気印、佐々木祐子部長

 江刺金札米や江刺りんごなど、岩手を代表するブランド農産物の多さで知られるJA江刺。そんな自慢の農産物と地場企業や小売店の製品や技術が一堂に会するのが毎年10月の最終土曜・日曜に開催される「江刺産業まつり」だ。会場となるJA江刺本店前の駐車場には大型テントがずらりと並ぶ“商店街”が出現し、役場支所からはシャトルバスも運行されるなど毎年盛況を極めている。青年部など組合員も数多く参加しているが、女性部では支部のパワーを結集して女性部食堂を運営するのが恒例に。初日の開店を控えた午前9時、テントの中には佐々木祐子女性部部長を囲んで30人を超える事務局とメンバーが勢揃い。佐々木部長の挨拶ののち「エイエイオー!」の気合いがけで、大人気食堂が開店した。

江刺区内の企業や商店、
生産者の店がズラリ

最高級品が並ぶ、
贈答用江刺りんごのコーナー

ぬか釜炊きの
「金色の風」試食コーナーも

 会場の一画を大きく占める女性部食堂、ボリュームたっぷりの豚バラ丼や中華丼、カレーライスにあんかけうどん、豚汁セットなどメニューの多さも特徴だ。そんな人気メニューをすべて食べられるようにと、全メニューを小鉢に盛り分けた「よくばりセット」は各日20食の限定で、これを楽しみに訪れる常連も多いとか。11時を回ると広い食堂内の席は徐々に埋まりだし、12時過ぎには行列が出来る時間帯も。そんな混雑の会場ながら、調理も配膳係のメンバーにも大きな混乱はなく、次々と出来た料理が運ばれていく。事前シミュレーションのおかげかチームワークの賜物か、それは感心するばかりである。

お盆を持参して
お客様を出迎える女性部メンバー

全メニューを一度に
味わえるよくばりセット

熱々のあんかけうどん。
「美味しい!」と笑顔

次々入る注文にも
チームワークで対応

お昼前には食堂チケットを
買う人の列が出来た

 実は今年の女性部食堂は、役員改選後の初めての活動。支部長の顔ぶれもすっかり変わり、佐々木部長は改めて女性部食堂をやるかどうかを新支部長に打診、「みんなが『やります』というひとつの気持ちになった」と振り返る。なにしろ以前は部員以外の協力者の手を借りて運営していた女性部食堂を、「江刺の食材を使って自分たちの手でやろう」と提案したのは佐々木部長だ。

「ここはお米の産地だからメニューは米に関係があるもの。ほかに地元企業の卵麺を使うことや、野菜は極力地元の生産者から調達することにしました。お土産コーナーに並べる商品も業者から仕入れるのはやめて、江刺区内の産直にお菓子などの加工品を出している人に『10個でも20個でもいいから出して欲しい』とお願いして。結果として江刺産にこだわった食堂になったと思います」。

江刺の菓子類が並ぶ
お土産コーナーも人気

付け合わせの福神漬けも
手づくりのカレー

 大人気の豚バラ丼のタレも、特産りんごを使った自家製のタレにこだわっていたり、付け合わせの紅ショウガや福神漬けも梅の漬け汁を利用した自家製の一品というから驚く。素材と手づくりを大事にしたお料理は、地元の美味しいお米と一緒に食べて欲しいというメンバーの気持ちの表れでもあるだろう。もちろん食堂で提供されるのは江刺金札米の新米ご飯である。

昼過ぎには「完売御礼」の
シールが張り出された

女性部食堂も無事終了。
拍手で労いあう。
お疲れ様でした!

 13時過ぎには料理のほとんどと3斗分(!)もの新米ご飯が完売に。「予定より早くなくなりましたね」と佐々木さんも嬉しそう。さらにお客様からは「ウェイトレス係のメンバーの感じも良かった」との声が寄せられたという。心のこもった郷土の美味しさを提供して、今年もJA江刺女性部の食堂は大盛況のうちに終了した。

(取材日/平成29年10月28日 取材・撮影/フリーライター 井上宏美)

インデックスページへ戻る