春みどり畑
春みどり 岩手県map

甘くて柔らかいタイプの春系の「いわて春みどり」。柔らかさ、甘さ、みずみずしさが自慢の「いわて春みどり」として、高い市場評価を得ています。2009年度は、販売額4年連続で10億円を超えております。

歴史
いわて春みどりのルーツ
歴史ph
■みずみずしいキャベツ「いわて春みどり」は岩手のオリジナルブランド

 岩手町は、戦前からキャベツ栽培が盛んで「南部甘藍」として出荷されていました。一時は国内のみならず中国、台湾まで出荷していました。しかし、消費者の嗜好性の変化と輸送の問題、「ゴマ病」の異常発生により壊滅的な打撃を受け衰退の一途をたどりました。
  その後、昭和59年に生産者有志がキャベツ産地をもう一度作ろうと立ち上がり、「柔らかく、甘いキャベツが夏場に欲しい」という消費者の要望に着目し、従来の寒玉系品種とは異なる、質の高い春系品種を導入しました。春系は、栽培は難しいと言われておりましたが、あえてリスクをおい、取り組んだのでした。
  この、夏場のキャベツには春系であることに加え、夏場で緑が濃いことから、みずみずしさを表現した「いわて春みどり」のネーミングで差別化を図りオリジナルブランドに成長させました。平成9年からは、キャベツ王国復興を目指し、平成21年度は、約120名の生産者が生産拡大に取り組んでいます。

栽培方法
代表的な栽培方法
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 種子は春系で、3月上旬に播種を開始し、1ヶ月程ハウスで育苗します。その後、畑に定植し、2ヶ月程で収穫ができるようになります。春系キャベツは、寒玉等に比べ間隔をあけて定植します。
 随時播種をし6月~10月末まで収穫が可能となり、7月中旬にピークをむかえます。寒暖差を利用し、標高200~700mの立地で、寒い時期は標高の低い所で、暖かい時期は標高の高い所に定植します。

おすすめ料理

おすすめ料理見出し

小女子和え

■材料(四人分)

いわて春みどり
1/4個
小女子
80g
人参
適宜
ごま油
大さじ2
大さじ1
醤油
大さじ1
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■作り方

(1)
いわて春みどりを食べやすい大きさにちぎり器に盛る。
(2)
人参をピーラーでむいて、(1)に添える。
(3)
ごま油、酢、醤油を混ぜ、フライパンにかける。
(4)
熱くなったところで小女子を加え、すぐに火を止めて(1)にまわしかける。
チーズドレッシング和え

■材料(四人分)

いわて春みどり
1/4個
プロセスチーズ
180g
フレンチドレッシング
0
チーズドレッシング和えph

■作り方

(1)
いわて春みどりを食べやすい大きさにちぎり器に盛る。
(2)
プロセスチーズを5mmぐらいの角切りにし、(1)にのせフレンチドレッシングをかける。
この方に聞きました
中村久悦

JA新いわて 東部営農経済センター米穀園芸課
課 長 中村 久悦 氏

「南部甘藍」から「いわて春みどり」への変遷を(独)農研機構・農村工学研究所と協力し、生産者等の座談会や聞き取り調査したものをまとめ、本年度出版する準備をしています。

日本農業賞