西和賀リンドウ
西和賀リンドウ 岩手県map

冷涼な気候で、昼夜の温度差が大きいため花色が濃く、鮮やかさが特徴の西和賀リンドウ。

歴史
西和賀リンドウのルーツ

 西和賀の花卉栽培は、昭和43年に始まりました。きっかけは第一次減反政策によるものでした。岩手県園芸試験場(現岩手県農業研究センター)の指導のもと、お盆向けの花として栽培が始まりました。
 昭和51年、8人の雄志からなる「西和賀花卉生産組合」を設立。基礎作りが始まります。その後、平成6年には、9億円の実績を持つ産地として成長しました。
 平成7年からは、オリジナル品種の開発にも着手し、蒼い風・雪の舞・雪ほたる・森の妖精・森の舞姫の5品種が登録されています。リンドウのオリジナル品種の開発は、日本で第2位の産地を作り上げてきた原動力となっています。また、さわ風・秋の風は登録出願中で、風鈴・蒼い風(早)・森の妖精など、開花時期が7月中旬から11月上旬のリンドウが生産出荷されています。

■西和賀リンドウ栽培品種

蒼い風、蒼い風(早)、さわ風、秋の風、風鈴、雪の舞、雪ほたる、森の妖精、森の舞姫

栽培方法
代表的な栽培方法
栽培方法ph1栽培方法ph2

 5年毎の田畑輪作体系をとっています。
 1年目、5月下旬定植し、この年は雪が降る前に刈り取ってしまいます。翌年の春頃、また伸びてきたところをネットで調整し、真っ直ぐ伸びるようにします。両端のネットのついた板を成長にあわせて上げていきます。
 2年目から5年間はリンドウ栽培をしますが、株の老化に伴い、6年目から5年間の間は田畑になり、繰り返していきます。
 昼夜の温度差を利用し、花色が濃く、鮮やかなリンドウは、7月下旬から11月の上旬まで生産・出荷され、1番の需要期はお盆です。日持ちも良く、長く観賞できるのも西和賀リンドウの特徴です。

西和賀花卉出荷大会

2011年7月22日。平成23年度西和賀花卉出荷大会が西和賀地域営農センターで開催されました。リンドウを中心に、地元で栽培されたアリストメリア・ゆりなどでアレンジ。生産者でフラワーアレジメントインストラクターの新田いえ子さんの作品です。

この方に聞きました
柿澤・三浦

[右]JAいわて花巻 西和賀地域営農センター
米穀園芸販売課園芸指導販売係 柿澤 邦広さん

[左]
生産者 三浦 タエ子さん

 JAいわて花巻の柿澤さんのこの時期は、生産者の皆さんのところをまわり、発育状況を見たり、相談にのる日々です。
 生産者の三浦さんは、天候に左右される作業ですが、消毒やネット上げなど、手入れや管理もご主人と二人の重要な作業。お盆前とお彼岸前が最も忙しい時期です。