江刺金札米
江刺金札米 岩手県map

温和な気候風土で、減農薬・減化学肥料(当地比慣行5割減)と栽培履歴による安全・安心な江刺金札米。

歴史
西和賀リンドウのルーツ

 この地方の稲作は、弥生初期に北上川や河川、湖沼付近の低湿地帯から栽培され、その後新田開発が行われ、藩政時代に急激に拡大していきました。
 大正14年2月、東京深川米市場に出品したところ、最高の格付け相場を勝ち得したことから類似品との区別を分ける為「赤札」付けて出荷し、昭和5年には岩手県穀物検査所の許可を得て「金札」付けて出荷したことから「江刺金札米」となりました。
 現在では、気候風土に恵まれた土地柄もさることながら、農家一体となり日夜研究改良を重ねています。良質で安心・安全な「江刺金札米」のブランドで、全国食味ランキングで最高ランキング「特A」の評価を受けています。また、平成2年には全国米百選にも選ばれています。現在は約3,560人の方が生産しています。

栽培方法
代表的な栽培方法
栽培方法ph1

「ほにょ」…天日干し米の干し方で、伊達藩では「ほにょ」、南部藩では「はせがけ」といいます。

栽培方法ph2

たわわに実った黄金色に輝く「江刺金札米」

 大河北上川が潤す肥沃な大地に有機質の完熟堆肥施用、清流の水、農薬の削減など、自然の恵みを活かしたこだわりの米づくりを農家一体となり、稲作に取り組んでいます。また追肥時期を制限し光沢、香り、粘り、味のバランスがとれた江刺金札米です。
 江刺は畜産も盛んで牛の堆肥を土壌に使用しています。稲刈り後は江刺区内一農業としてカントリーエレベータによる籾貯蔵を行い、均一した食味米の提供に努めるため、中央精米センターで出荷直前に精米する「今搗き米」により新鮮な味を保ちます。それを無臭・無害の炭酸ガスを使った冬眠密着包装で、精米したての風味をそのままパックしたおいしいお米です。

おすすめの食べ方

江刺金札米

 特に新米は、おかずもいらないほど甘くて粘りがありそのままでも十分美味しくいただけますが、塩むすびがなんといっても最高のごちそうになります。

この方に聞きました

髙橋・後藤

[右]JA江刺 江刺金札米 稲作部会
部会長 高橋 貞信さん

[左]JA江刺 営農経済部 農産課
主査 後藤 拓さん

 取材した日はとても天気が良く、丁度高橋さんが稲刈りをするという日でした。たわわに実った稲穂が黄金色に輝き、刈り取られるのを待っていました。
 高橋さん、後藤さんのお話から江刺区の農家の方が地域一丸となって「江刺金札米」を守り続けてきている誇りが強く感じられました。JAとしては珍しい「中央精米センター」を作り、良食味米の生産の向上、継続に努めています。それがブランド力を強めているのだと思いました。