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平成22年4月 盛岡市立杜陵小学校

岩手の恵み「雑穀入り米粉パン」登場

おいしい給食は会話も弾みます

岩手県生まれの雑穀入り米粉パン

 米の消費拡大への貢献が期待され、各地へ広がりつつある「米粉」を使ったパン給食。ここ岩手県では昨年の平成20年度から本格的な取り組みが始まり、県内の小中学校では給食週間を中心にさまざまな米粉パン給食が行われました。今年度はその取り組みがさらに進化、米粉ほか県産小麦や雑穀を使用した岩手県オリジナルの「雑穀入り米粉パン」が誕生しました。

ヒエ、キビ、アワの雑穀3種

断面もきめ細やかな米粉パン

給食準備もてきぱきと

 新たにメニュー化された米粉パンは、うるち米「ひとめぼれ」の米粉約27%に、小麦「ゆきちから」を約65%配合し、さらに「ヒエ」「キビ」「アワ」の雑穀3種を加えたもの。約5%のグルテンをのぞけば、岩手県を代表する米の品種であり食味もよい「ひとめぼれ」、県産小麦のなかでもパンに適した「ゆきちから」、そして全国一の生産量を誇る雑穀と、主原料のほとんどが岩手県産です。子どもたちに岩手の食材をもっとよく知って欲しいと岩手県などの関係団体が協議を重ね、岩手県パン工業組合と(財)岩手県学校給食会の協力で生まれた、これぞまさに「地産地消のパン」といえるでしょう。今回は、給食交流会が行われた盛岡市立杜陵小学校の様子の紹介と、学校栄養職員の及川妙子さんから給食についての思いを伺いました。

お待ちかねの給食タイム。
準備はOK?

お客様からのご挨拶で始まった
交流会

栄養職員の及川さんから
献立の説明も

 289人の児童が通う杜陵小では、週4回の米飯給食は盛岡産「ひとめぼれ」を100%使用。週1回のパン給食でも県産ナンブコムギを使ったパンが登場し、また月2回程度は紫波町産の麦ごはんが登場します。盛岡市中心部ゆえ生産者からの直接納品はありませんが、主食をはじめ県産食材を広く使用しており、及川さんは「食事はバランスが重要だということを伝えたい」と、具沢山のみそ汁や郷土食のひっつみ汁などの汁物もうまく活用した献立を作成しています。

及川妙子さん。「季節感のある給食を提供したいです」

4年生は54人。にぎやかに味わいました

雑穀入り米粉パンをぱくぱく

 この日の献立は、子どもたちも大好きな中華風メニュー。学校給食用に作られた「白金豚三陸ワカメしゅうまい」に、キュウリやニンジン、モヤシなどが入った「中華風あえもの」、たっぷりの具材でボリュームも満点の「タンメン」にデザートの苺ヨーグルトと、パンにもよく合う献立です。
 たくさんの来賓と一緒に給食を食べたのは、杜陵小の4年生54人。昨年に続いての米粉パンは、やはり「もっちりしてておいしい」との声が圧倒的に多し。雑穀は粉末にして使用しており、「ほのかな塩味が効いてる」「ソフトな感じでおいしい」と味わいについても好評。また「栄養があるのでもっと食べたい」と、雑穀の健康パワーについてもきちんと意識しているようでした。

お客様とお話ししながら。
ちょっと緊張したかな

米粉パンはどう?
「もちもちしてておいしい」

食べた感想も発表しました

米粉パンの美味しさ、
家庭でも伝えてください

 今年度、給食週間(1月18日~29日)に合わせて雑穀入り米粉パン給食を行ったのは県内531の小中学校。給食で食べ親しんだ米粉パンが、家庭にも広がっていくことが私たちの願いです。

家庭でも作ってみよう!

米粉パンにもよく合う中華風メニュー

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