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平成23年5月 盛岡市立見前小学校

岩手の米粉パンは柔らかくておいしい!

米粉50パーセント使用の岩手産米粉パン

米粉パンを配る。ふんわりといい香り

バランスとボリュームを意識した米粉パン給食

 岩手県産米の消費拡大をはかるため、平成20年度から始まった米粉パン給食。3回目となる平成22年度は、県内の小中学校373校で実施されました。今回の米粉パンの特徴は、県産米50パーセントと県産小麦40パーセントを使用したこと。米粉は前々回の約30パーセントから大幅アップしています。2月24日には、盛岡市立見前小学校で県農林水産部の橋本良隆副部長ほか3人の来賓を招いて「岩手県産米粉パン学校給食の日」が行われました。

3人のお客様が6年3組を訪れた

クイズ形式で岩手のお米のことを学ぶ

「いただきます!」お待ちかねの給食タイム

やっぱり米粉パンから食べました

 550人の児童が通う見前小で給食会が行われたのは6年3組。29人の児童に向けて橋本副部長は米粉パンの説明と作る上での苦労を伝えました。続いては、盛岡市都南学校給食センターの栄養教諭、村山枝利さんによる学習タイム。「お米は岩手県でどのくらい作られている?」などのクイズ形式で、楽しみながら岩手のお米について学びました。

大きくほおばって。
「もちもちしてる」

米粉アップでボリューム満点の米粉パン

様々な食情報が載った見前小の「食育だより」

 見前小では学校独自に「食育だより」を発行し、食のたいせつさを家庭にも伝えています。また「学びフェスト」と題し、児童一人ひとりの1年間の達成目標を設定。学習や清掃活動はもちろん体力づくりや食に関する指導も行っています。しかし「頭ではわかってることはたくさんあってもJAさんや栄養教諭に具体的に話していただいたのは非常にいい機会だった」と、教務担当の上島知佐子先生は給食会の開催を歓迎していました。

6つのテーブルに分かれて給食を食べた

先生やお客様と一緒のテーブルに

テレビや新聞の取材にちょっと緊張気味

お客様も子どもたちも一緒に。
「はい、パクリ!」

 都南学校給食センターは盛岡市南部の小中学校12校、合計4600食もの給食を作っています。地場産物活用も積極的に行い、野菜類は平成21年度から乙部産直組合と特定年間契約を結び優先的に使用。平成22年度は天候不順だったにも関わらず12月までの重量ベースで盛岡市産野菜の利用は30パーセントを越えており、ご飯は通年市内飯岡産米を利用しています。今回はパン食でしたが「パンも色々なおかずと食べる主食です」と村山さん。南部鶏フライドチキンに、食べやすいカレー風味に仕上げたキャベツと豆のマヨ炒め、おじゃがもち入りポトフー、地域で親しまれる乙部産かわむずらりんごなど、この日の献立はパンはもちろんご飯にも合いそうなメニューです。子どもたちには米そのものを味わってほしいと考えている村山さんですが、「米粉パンは『こういう使い方もできる』という発見に繋がるもの」と期待。様々な体験を通し豊かな「食体験」を子どもたちに提供するべく、学校栄養職員の佐藤真喜子さんと献立作りに取り組んでいます。

都南学校給食センター。後ろ左より、主査の佐藤利春さん、所長の阿部精次さん、係長の三上善彦さん。手前左より、栄養教諭の村山枝利さん、栄養職員の佐藤真喜子さん

4600食の給食を作る、元気な調理員さんたち

 さて給食後、JA岩手県中央会の朝倉栄常務は地産地消そして米を食べることのたいせつさを語りかけました。米粉パンのおいしさを実感したあとのお話は、ひときわ心に響いたことでしょう。

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