作文部門
株式会社日本農業新聞東北支所長賞
氏 名 学校名・学年 作品名 該当JA
齊藤 そら 花巻市立南城中学校1年 「大好きなごはん」 JAいわて花巻

大好きなごはん

齊藤 そら
花巻市立南城中学校1年

 私は、ごはんが大好きです。もちろん味も好きですが、私がごはんを大好きなのには、理由が二つあります。
 一つ目の理由、それは、ごはんに関しての思い出です。私は、小学校五年生、六年生と、JAのおにぎり大会に出場しました。五年生の結果は努力賞でした。
 そして、昨年のリベンジとして六年生も出場することにしました。二回目は、もっと農家の人たちが一生懸命育ててくれたこと、その他にもたくさんの人たちが関わって、私たちが毎日ごはんを食べられること、に感謝しながら、心をこめてつくりました。仲間と案を出し合って、賢治先生の作品をモチーフにしたおにぎりを作ることに決めました。
 結果は優秀賞でした。最優秀賞には惜しくも届かず、残念でした。でも、チームで心を一つにして作ることができ、とてもいい思い出になりました。
 おにぎり大会を通して、学んだことがあります。それは、お米は「心」でつながっているということです。農家の人たちが「心」をこめてお米をつくる。そのあと、お米は農協に行って、お店に行きます。農協もお店も、いいお米を提供しようと「心」をこめて売ってくれる。そしてそれぞれの家庭に行って、ごはんを作る人が「心」をこめて炊いたり、調理したりする。最後に、ここまでつながってきたやさしい「心」に感謝の「心」をもちながら、ごはんを食べる。「ここまで『心』でつながってきた。」そう思うと、お米の一粒一粒を大事に食べようという気持ちになります。おにぎり大会で学んだ、「心」のつながりが、ごはんを大好きになった理由の一つです。そして私は「心」のつながりを感じながら、今日も、そしてこれからも、ごはんを食べます。
 二つ目の理由は、毎日のごはんがおいしいことです。
 私は、今となっては少し慣れてきていますが、中学校に入ってすぐの頃は、小学校と違うことがたくさんあって、毎日が大変でした。それに加えて慣れない、つらい部活動で、毎日毎日くたくたになって帰っていました。「ただいま」を言う元気もないほど疲れきって帰った時、私を救ってくれたのは、ごはんです。家に入るとごはんの匂いがふわんと広がります。そして、ごはんをおかずと一緒に口に入れると、ごはんの味が口いっぱいに広がります。それと同時に、幸せも口いっぱいに広がります。ごはんと幸せをつめこむと、どんなに疲れていても、落ちこんでいても、かむたびに元気が出てきます。ごはんは、一日の疲れをなくして、明日への元気をくれます。
 そんなおいしいごはんを食べている時、ごはんを作ってくれるお母さんの気持ちを考えます。お母さんも仕事で疲れているのに、私たち家族が明日も元気に頑張れるように、栄養などにも気をつかいながら、毎日こんなにおいしいごはんを作ってくれてる。そう考えると、お母さんへの感謝の気持ちがわいてきます。同時に「家族って、あったかいなぁ。」と思います。今日も家族みんなで食卓を囲み、家族みんなでごはんを食べられる。そんなことを考えながら食べると、幸せな気持ちがこみ上げてきて、ごはんがもっともっとおいしくなるような気がします。家族みんなでごはんを食べる、そんな幸せな時間を大切に、これからも毎日家族とごはんを食べていきたいです。明日への元気をくれ、幸せな時間をくれることが、私のごはんが大好きな二つ目の理由です。
 ごはんは、一粒一粒に「心」がこめられていて、「心」でつながっていて、明日への元気と幸せな時間をたくさんくれます。私は、そんなごはんが大好きです。

 
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