作文部門
優秀賞
氏 名 学校名・学年 作品名 該当JA
菊池 怜史 奥州市立木細工小学校5年 「一つぶのお米」 JA江刺

一つぶのお米

菊池 怜史
奥州市立木細工小学校5年

 一つぶのお米を見ると、農家の方々の、たくさんの農作業の光景が頭にうかびます。
 ぼくは、一年生から毎年、学校の田んぼで米作りの体験学習をしています。この学習を通して、米作りの大変さややりがいなどを知ることができました。
 春の種まきは、まんべんなく平らにまき、種が多いところは筆でならしました。こえちらしは、田んぼのすみずみまでたいひをちらしました。しろかきは、土のかたまりを細かくほぐして、なえが根をはりやすくしました。田植えは、田んぼにかかれた線の通りに、まっすぐ、なえとなえが近づきすぎないように植えていきました。いねかりは、五かぶぐらいかったら、わらを使って束にして、はせにかけました。はせがけは、いねの束が風に飛ばされないようにすき間をつめてかけました。せんばこきや足ぶみだっこく機でだっこくする時は、春男さんにアドバイスをもらいながらいねの束を少しずつ分けて、もみをいためないようにていねいにだっこくしました。
 米作り体験で特に楽しかったのは、田植えです。なえを受け取るのに失敗して、なえが田んぼのどろの上に落ち、ぼくの服にどろがついたとき、みんなで大笑いしました。みんなが笑顔で田植えをしていたことが心に残っています。このなえが大きく育ち、秋には実って、いねかりにつながってほしいと思いました。せ中がいたくなったけれど、田植えをすることに、とてもやりがいを感じました。
 一番大変だったのは、いねかりです。長い時間こしを曲げてかっていると、こしがいたくなりました。かったいねを束ねて、わらで結ぶのがうまくできなくて大変でしたが、田んぼの先生の春男さんに、
「一年ごとにうまくなっているな。」
とほめられて、やる気が出ました。
 みんなで育ててしゅうかくしたお米は、春男さんに精米していただきました。精米されたお米を見ると、一つぶ一つぶが白くすき通り、きらきら光っていました。ダイヤモンドのような形をしていて、まるでほう石みたいでした。
 一つぶのお米には、大変だったことや楽しかったこと、やりがいを感じたことなど、みんなで協力して米作りをした思い出がぎっしりつまっていました。ぼくが植えたなえも大きく育ち、きらきら光るお米になったと思うと、今までがんばってきたかいがあったと思い、とてもうれしくなりました。
 ぼくは、米作りの体験を通して一つぶのお米には、お米を育てた人の楽しさや、苦労や願いがつまっていることを知りました。
 ぼくは、これからも農家の方々のたくさんの思いがつまっているお米を、一つぶ一つぶ残さずに食べたいと思います。そして、今年も、来年も、おいしいお米ができるように、米作りを楽しみたいと思います。

 
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