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日本農業新聞トピックス

2017-04-30掲載 (東北版)

銀河のしずく 作付け300f5倍超に拡大(いわて花巻)

 JAいわて花巻は、県オリジナル水稲品種「銀河のしずく」の2017年度作付面積を、前年度比5倍の約300fに拡大する。日本穀物検定協会の米の食味ランキング最高評価「特A」獲得を目指し、栽培マニュアルを拡充。大規模生産となる中、施肥や栽植密度の要点を明確にし、技術水準を均一にして、高品質での安定生産を狙う。
 JAの16年度の同品種作付面積は57.6f。JA独自に栽培マニュアルを定め、整粒歩合80%以上、玄米タンパク質含有率7%以下などの基準を全生産者がクリア。食味ランキングでは、参考品種として「特A」を獲得した。
 17年度は約300fに拡大することを受け、栽培マニュアルを改訂。16年度の実績を分析し、元肥は、緩効性肥料から速効性肥料への切り替えを促す。初期生育を促すことで、玄米タンパク質含有量率の上昇を抑える。
 さらに、適切な栽植密度の徹底を呼び掛ける。マニュアルでは1坪(約3.3平方b)当たり60〜70株の栽植密度と、1株当たり4、5本の植え付け本数の定植を推奨。「ひとめぼれ」に比べ、分げつが少ないため、密植させて品質を安定させる。
 29fで同品種を栽培する花巻市の農事組合法人なべくらは中旬、種まきをした。法人メンバーの藤井勇幸さんは「マニュアルに沿った育苗と栽培で、今年も特Aを獲得しておいしさを証明したい」と話した。(いわて花巻)

種もみを確認する藤井さん(岩手県花巻市で)


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