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日本農業新聞トピックス

2018-04-12掲載 (東北版)

県産小麦100% もちもち食パン完成 販売開始 特産品狙う 盛岡市 白石食品工業 食感と喉越し特徴 

 盛岡市の白石食品工業が経営する同市向中野のベーカリー「PanoPano」で10日、、県産小麦を100%使った「岩手県小麦もち姫食パン」の販売が始まった。同社、JAいわて中央、JA小麦生産部会、盛岡農業改良普及センターなど9機関で構成する、盛岡地方もち小麦の郷(さと)づくり研究会の活動で商品化した。もちもち感と喉越しの良さが特徴だ。
 同社は2017年5月から、JAいわて中央と盛岡地方もち小麦の郷づくり研究会の活動に参加。県産のもち性小麦「もち姫」の栽培や商品開発に取り組んできた。
 この取り組みで、初めてJA管内で収穫した「もち姫」と県産のパン用小麦「銀河のちから」「ゆきちから」をブレンドした県産100%の「もち姫食パン」を製造した。
 同社の白石雄一社長は「もち姫は、少ない生産量だがJAへの委託栽培で量を確保できた。これからも付加価値のある商品を提案し、農業の発展に尽くしたい」と話す。
 JA小麦生産部会の高橋長栄部会長は「もちもちしていておいしい食パンに仕上がった。もち姫は病気にも強く、収量も期待できる品種なので少しずつ拡大していきたい」と話した。
 同研究会は、小麦のもち性品種の認知度向上や高品質生産、産地確立を目的に設立された。
 17年度の「もち姫」の栽培面積と生産量は7f、29dで、18年度は35f、125dを見込む。
 同会の会長を務めるJAの伊藤正之常務は「もちもちしたパンは、子どもにも人気が出ると思う。もち小麦を地域の特産品にしていきたい」と期待を込める。
 同商品は、5枚または6枚入り1袋450円で、1日15袋限定。問い合せは同店、(電)019(613)6262。

県産小麦を100%使用した「もち姫食パン」(盛岡市で)


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