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日本農業新聞トピックス

2018-04-15掲載 (東北版)

JA岩手ふるさと前沢支店 地域のま拠点新築始動 震災復興 活性化に弾み

 東日本大震災とその余震で被災し、仮設店舗での営業を余儀なくされていたJA岩手ふるさと前沢支店が9日から、新築店舗で営業を始めた。落成営業安全祈願祭には、組合員代表者やJA関係者ら約80人が出席。JA経営管理委員会の後藤元夫会長や前沢地域農事実行組合協議会の沼倉一由会長らが玉ぐしをささげた。
 テープカットと餅まきで祝い、組合員約300人が駆け付けた。後藤会長は落成式で「前沢地域組合員には不便を掛けて心苦しかったが、明るい店舗を建てることができた。現在、JAのあるべき姿が問われている。この施設をよりどころに、地域が元気になるよう、地域振興を発信するとともに、皆さまを笑顔で迎えたい」と話した。
 前沢地域総代代表の千田義正さんは「素晴らしい支店が建ち、感謝している。この建物を拠点に、前沢地域を盛り立てていこう」と呼び掛けた。前沢地域センターの柏山裕司センター長は「組合員や地域住民に、信頼してもらえる支店を目指したい」と話した。
 同施設は仮設店舗に隣接して新築し、延べ床面積1089平方ラ、鉄骨作り2階建て。利便性を考慮し、1階には広い待合スペースやキッズスペース、エレベーター、多目的トイレ整備した。白と緑色を基調に、床に木材を使った温かみのある店内となっている。2階の会議室は最大200人を収容でき、農事実行組合長会議に対応する。
 被災した旧前沢地域センターは、旧前沢町農業協同組合本所として1969年10月10日に建設・落成。3階建てで1階に前沢支店、2階に前沢地域センター営農経済課、3階には大会議室があった。

営業開始を祝ったテープカット(岩手県奥州市前沢で)


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