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日本農業新聞トピックス

2018-11-06掲載 (東北版)

JAいわて平泉 米「金色の風」ASIAGAP 輸出視野にPR強化

 JAいわて平泉とJAいわて平泉ブランド米部会は2日、県産米「金色の風」で、岩手県初のアジア版農業生産工程管理ASIAGAPの団体認証を取得したと発表した。両者は、オンリーワンの「金色の風」として地産地消を基本に地元での認知度を上げながら、輸出も視野に国内外へのPRを強化して全国ブランド化を目指す。
 認証日は10月16日。同日付けでASIAGAP穀物、米(もみ、玄米)の認証登録証明書が交付された。
 同部会は9農場で組織し、JAが団体事務局を務めた。農場で150項目以上、団体事務局で30項目以上の審査が行われた。審査に向けて整備した書類は安全・安心を裏付けるもので、取り組み農場では経営の把握ができただけでなく、経営改善と所得向上につながることが期待される。
 JA管内で栽培する「金色の風」の栽培面積は63f。そのうち認証取得した9農場では約30fを栽培する。これらの農場はASIAGAP認証農場マークを使えるようになり、名刺や看板、包装・梱包(こんぽう)の資材にもマークを表示して他産地の米と差別化する。
 JAファーマーズ平泉でのPRイベントも企画中で、地元から国内外まで広くPRし、19年に釜石市で開かれるラグビーワールドカップ、20年の東京五輪・パラリンピックへの食材提供も視野に入れている。
 JAの佐藤鉱一組合長は「全国ブランドにするステップになったと感じている。国内販売の他、輸出にも最大限取り組みを進めながら、管内の農業者の所得向上と地域の活性化に向けて頑張りたい」と意欲を示した。
 同部会の小野正一会長は「良い物を作り、ブランド力向上に努めていきたい」と決意した。
 今回取得した認証は、農場で生産した「ひとめぼれ」にも適用できる。

認証取得を喜ぶ取り組み農場と関係者(岩手県一関市で)


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