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日本農業新聞トピックス

2019-03-12掲載 (東北版)

3.11から8年 記憶 風化させない JAいわてグループ 追悼、写真展示、避難訓練・・・ 被災地に思い寄せる

 JAいわてグループは11日、県内各地で「東日本大震災を忘れない」をテーマとした統一活動を行った。被災地では役職員が犠牲者追悼式典に参加した他、支援活動の写真展示や防災グッズ、活動をまとめたパンフレットなどを配ったり、避難訓練や地域の清掃活動をしたりした。
 同グループは毎年3月11日を「統一活動の日」と設定。震災を風化させないため、県内一斉に復興支援や社会貢献活動に取り組んでいる。JA岩手県五連は、盛岡市で防災に関する講演やパネルの展示、沿岸地域の農産物を振る舞うなどして被災地に思いを寄せた。
 盛岡市の岩手県産業会館では、JAおおふなと産イチゴ「紅ほっぺ」40パック(1パック290c)、ミニトマト「フルティカ」10`、「気仙椿茶」150(1袋3c)袋を来場者に配った。また、即席の防災グッズの作り方や避難の備えなどを記載したパネルを展示した。JA岩手県厚生連は体組成チェックなどをした。
 来場した県立盛岡第二高校1年の高橋遥さん(16)ら3人は、盛岡市で行われる東日本大震災追悼行事「祈りの灯火(ともしび)」のボランティアに参加。高橋さんは「当時のことは小さかったのでよく覚えていないが、作業をしながら震災当時の話を聞き、改めて災害について考えさせられた。家には水や非常食を置いている」と話した。
 講演では、花巻市総合政策部防災危機管理課の工藤剛防災対策監が「災害に備える」をテーマに、災害時の正しい意識と知識の重要性などについて説明した。
 JA岩手県中央会の照井仁参事は「JAグループは、日常の防災意識と人とのつながりを大切に、協同と絆の心を忘れないよう、今後も活動していきたい」と述べた。

JAの活動のパネルを見る高橋さんら(11日、盛岡市で)


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