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日本農業新聞トピックス

2019-03-14掲載 (東北版)

リンゴ25万ケース 来年度も 長期出荷を模索 JAいわて花巻果樹部会「2018年度りんご達の応援大会」 

 JAいわて花巻果樹部会は2月下旬、花巻市で「2018年度りんご達の応援大会」を開いた。生産者やJA、関係者ら約150人が参加。品質向上に向けた19年度の生産販売推進方針を確認し、パネルディスカッションを通じて意識を統一した。
 部会の昆野幸作部会長は「今年度の販売は、部会目標の25万ケース(1ケース10`)を達成できた。来年度もJAに出荷し、目標の25万ケースを目指そう」とあいさつした。
 JA全農いわて生産販売課果樹担当の八幡裕道さんは、18年度の販売実績などを報告。サンふじは近年、全県で数量が減少傾向の中、JA管内では増加し単価高の傾向にある。価格を今以上に上げるため、高い等級の比率を上げ、年内選果の数量の拡大するよう呼び掛けた。
 JAは、19年度の生産販売推進方針を提案。生産対策は、JA出荷を前提に淘汰(とうた)する品種と振興する品種を明確化し、新たなマーケティング開発とマッチする品種の選抜を心掛けるとした。
 県産リンゴの従来の販売は「収穫、即選果、即販売」で年内販売が基本。だが、他県の動向にも左右され、有利販売にはつながりにくい。解決策として、鮮度保持技術を活用した出荷期間の長期化や、日持ち性に優れた品種の越年販売へのシフトなどを実施。今後も新たな販売方策を模索し、それに合った品種の選抜にも力を注ぐ。また、「品質ワンランクアップ運動」や秀品率を60%に引き上げることを、生産者に呼び掛けた。販売対策では、果実需要期の安定供給と消費拡大に向けたPRを行う。
 大会では「まとまったロットの高品質産地を目指して」をテーマに、パネルディスカッションを行った。パネリストとして大果大阪青果果実部の荒巻万寿夫営業統括部長、優秀生産者3人、県中央農業改良普及センターの高橋司上席普及員が参加。荒巻部長は「やり方次第でJAいわて花巻管内産のリンゴはもっと売れる。県内の主産地となるように頑張ってほしい」と呼び掛けた。
 18年度優秀生産者を販売額、品質の部2部門で表彰した。


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