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日本農業新聞トピックス

2019-03-14掲載 (東北版)

雪室 9月まで活躍 幅広い品目に使用 JAいわて花巻 貯蔵施設に400トン

 JAいわて花巻は3月上旬、西和賀町で農産物冷蔵貯蔵施設の雪室で雪入れ作業を行った。豪雪地帯ならではの天然の資源を生かし、園芸作物出荷時期の9月下旬まで保冷の役割を果たす。
 JA職員や町の除雪作業員ら6人が、ロータリー除雪機やブルドーザーなどを使い、JA西和賀統括センター内にある堆積場の雪約400dを雪室に詰めた。
 室内温度は約3度、湿度80%以上の低温、高湿度環境で保存し、乾燥を防ぎながら鮮度を維持する。
 3月中旬にリンゴを貯蔵し、4月中旬に雪室リンゴとして出荷する。アスパラガスやホウレンソウなどの野菜、イチゴ、リンドウ、ユリ、グラジオラスなどの花き、球根なども保存する。
 JA西和賀地域営農センター米穀園芸販売課の柿澤邦広課長は「天然の冷蔵庫で貯蔵した西和賀の農産物のおいしさを、消費者の皆さんに届けたい」と話した。
 雪室の見学に来ていた県立花巻農業高校2年生の佐藤純江さんは「雪室を初めてみた。雪の活用方法に関心した」と話した。

除雪機で雪の詰め込みを行った雪室(岩手県西和賀町で)


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