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日本農業新聞トピックス

2019-05-10掲載 (いわて版)

地域興し 一役買う JAいわて花巻のグリーン・ツーリズム受け入れ チンドン屋さん 花巻市 鈴木寛太さん(27) 

 花巻市大迫町でブドウを栽培する他、JAいわて花巻のグリーン・ツーリズムで小・中学生らを受け入れる鈴木寛太さん(27)は、チンドン屋として活動している。鈴木さんは2015年8月から3年間、花巻市地域おこし協力隊を務めた。就任当時、町を知ろうと同町の商店街を回っている際に、商店街の人から誘われたことがきっかけ。面白そうだと思い、同町の「早池峰一座」の一員となった。
 一座には商店街の人々を中心に9人が所属。10〜80代まで幅広い世代が活躍している。毎週火曜日に約2時間練習。地域の行事を中心に、県内のイベントなど年7回ほど公演する。
 17年2月には、同市にあるマルカンビルの再オープンに合わせて公演。オープン前、同ビルの復活に期待して並んでいるお客を前に披露した。鈴木さんは「雰囲気がとても良く、みんな笑顔で見てもらった。わくわくしている顔を今でも忘れられない」と笑顔を見せる。
 サックスは昨年5月から練習を始めた。楽器演奏の経験はないが、他団体の公演を見て格好良いと思い、購入。演奏できる曲を増やそうと練習に励んでいる。
 鈴木さんは「チンドン屋の哀愁漂う音色が大好き。みんなが笑顔になってくれるのがうれしい」と活動を楽しむ。目指すは「愛されるチンドン屋」。「一座を全国的に広めたいという夢をかなえ、町の活性化につながれば」と話す。
 現在は、地域で公演をすると、多くの住民が足を止めて楽しむ姿が見られる。みんなが笑顔になる地域興しとして根付いてきた証だろう。

サックスを持ち笑顔を見せる鈴木さん


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