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日本農業新聞トピックス

2019-05-29掲載 (東北版)

無料職業紹介所「アグリワーク」開設 JAいわて花巻 労働力不足解消へ

 JAいわて花巻は、農業の担い手の高齢化や後継者不足による労働力確保対策として、無料職業紹介所「アグリワーク」を開所した。生産者である求人者と働き手である求職者から申し込みを受け付け、JAが求人者と求職者の雇用関係の紹介やサポートを行うことで、組合員の農業生産活動を支援する。
 JA管内の組合員から、農作業の繁忙期に人員が不足し、働き手を確保したいという要望で開所に至った。JAが労働力確保に向けて取り組むことで、JAが目標に掲げる販売品販売高250億円の達成を目指したい考えだ。
 24日には、花巻市のJA総合営農指導拠点センターで開所式を開催。関係機関やJA協力組織の代表、JA職員ら約30人が参加し、JAの阿部勝昭組合長やJA岩手県中央会の照井仁参事、花巻市農林部の菅原浩孝部長ら6人がテープカットで開所を祝った。
 阿部組合長は「農業者の所得増大を実現するために労働力を確保し、農業生産額をアップしなければならない。このアグリワークが機能し、販売品販売高250億円の達成に期待する」とあいさつした。
 今後は随時、組合員向けの説明会を開き、「アグリワーク」を周知する他、新聞折り込みなどを活用し求職者を募る。農作業に関心のある人を対象に体験会も開くく予定。実際に農家と交流しながら農作業を体験し、農繁期の労働力支援につながるよう取り組む。
 求人票と求職票は、JAのホームページからダウンロードできる。初年度は、花巻地域だけとし順次、対象地域を拡大する予定だ。
 「アグリワーク」の高橋徹所長は「労働力不足の解消に向けて取り組み、生産性の維持・拡大を目指す。組合員の要望に応えられるよう展開していきたい」と意気込む。

テープカットで開所を祝う関係者(岩手県花巻市で)


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