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日本農業新聞トピックス

2019-05-30掲載 (東北版)

米増収へ専念 複数年契約 価格に安心 「いわてっこ」振興2年目 JA新いわて 

 JA新いわては2018年から20年までの3年間、岩手県オリジナル水稲品種「いわてっこ」の複数年契約出荷に取り組み、今年2年目となる。約200人の生産者が出荷する二戸市、九戸村、軽米町を事業エリアとする北部営農経済センター管内では、20〜25日に田植え作業の最盛期を迎えた。
 二戸市上斗米の泣Aグリファーム坂本は、水稲8f、大豆10f、ニンニク10fを生産し、昨年から「いわてっこ」の複数年契約に取り組んでいる。
 代表の坂本悟さん(66)は「以前は出来秋を迎えないと販売価格が分からず、価格が下がるのではという不安の中で米作りをしていた。今は複数年契約で事前に価格が決まっているので、経営面でも先が読める。収量を増やせば、その分が収益となるので、今年は収量を上げるため頑張りたい」と意気込む。
 「いわてっこ」は、市場評価も良く米卸から作付け拡大を望む声が多い。他品種と比べ収量を確保しやすい特性がある。需要も大きいことから、JAでは計画的な生産と供給を実現するため、18年度から3年間の複数年契約で、生産者の経営安定と必要量の供給に向けて取り組んでいる。
 JA北部営農経済センター米穀園芸課の五日市政彦さんは「事前に価格が決まっているので、収量を増やし所得向上につなげてほしい。契約する出荷量を期待する業者もあるので、責任産地として、予定数量の出荷に努めたい」と話す。
 同エリアでは、約200人が130fで「いわてっこ」を生産する。

「いわてっこ」の複数年契約栽培に取り組む坂本さん奄ニJAの五日市さん(岩手県二戸市で)


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