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日本農業新聞トピックス

2019-05-30掲載 (社会面)

小学生だけど青年部員 バケツ稲管理は任せて JA新いわて

 JA新いわて青年部北部支部に小学生の部員が誕生した。二戸市上斗米で酪農を営む石倉一伸さん(37)の二男、石倉浩平さん(11)だ。青年部員である父と、2016年7月に開かれたソフトボール大会に一緒に行ったことがきっかけとなって、青年部の活動に参加してきた。同青年部員が昨年暮れに、浩平さんが通う同市立二戸西小学校で餅つきをした際、浩平さんは「青年部に入れないの」と一伸さんに切り出した。一伸さんはJA事務局と協議し、4月1日に晴れて青年部員となった。
 同青年部員は25日、同校でバケツ稲作りを指導した。児童約20人が参加し、「いわてっこ」の苗をバケツに植え付けた。浩平さんは「青年部員として、今日植えた稲を管理していく。秋には収穫し、学校で部員と一緒にポン菓子作りや餅つきをするのが楽しみ」と笑顔を見せた。
 浩平さんは小さい頃から家業である酪農の仕事に触れ、牛舎で過ごす時間が多かった。子牛が生まれると、兄の琉星さん(14)とそれぞれが担当する牛を世話し、乳量を競い合うほど。「将来の夢は酪農家になること」と話す。
 一伸さんは「今までは青年部の活動がいつあるか日々確認され、一緒に参加してきた。本人の希望で青年部員となったが、これからもっとさまざまな経験をしてほしい」と温かく見守る。
 JA新いわて青年部の米田雅樹委員長は「青年部員の減少が課題で仲間づくり運動をしているが、いろいろなきっかけで魅力が伝われば、部員が増えると感じた。新たな部員の活躍に期待したい」と話す。

浩平さん(右から2人目)と北部支部の部員(岩手県二戸市で) 


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