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日本農業新聞トピックス

2019-08-08掲載 (東北版)

高原の涼 全国に 「一関・花のふるさと便」出発 リンドウ、ジュース詰め

 一関市とJAいわて平泉で構成する一関ふるさと便事業実行委員会は1日、「2019一関・花のふるさと便」の出発式をJA西部営農振興センターで開いた。事前に申し込みを受けた「須川高原りんどう」「複色青白りんどう」「りんごジュース」など、5セット合計72ケースを発送した。9月11日までの毎週水曜日に発送し、全国へ届ける。
 ふるさと便は、都市との交流を深めながら産地の確立と消費拡大、生産意欲の向上につなげようと、年2回実施し今年で33回目。送る品目は「須川高原りんどう」「ピンクりんどう」「複色青白りんどう」「りんごジュース」「とまとジュース」の全5種類。リンドウの箱には生産者の写真とメッセージ、リンドウを長く楽しむためのポイントを紹介する紙を添えた。発送先の約9割が県外で、一関市にゆかりのある人やファンに、一関の魅力や元気を届ける一つの手段となっている。
 初回発送分の申込数は18年の31ケースに対し19年は72ケースと、前年比232%となった。現在の申込数量は前年比74.7%で好調に伸びている。リンドウは6、7月と気温の低い状態が続き、病害虫の発生が少なく品質は良い。
 実行委員会の副会長を務めるJAの佐藤鉱一組合長は「18年度の取扱実績は198ケースと17年よりも増加した。一関のファンが全国にいることを改めて認識し、さらに商品などの充実に努め、一関の産地化に向けて市と連携を取りながら進めていきたい」と力を込めた。
 JA花き部会りんどう専門部の小野寺泰男部長は「岩手のリンドウの花を見て、少しでも夏の暑さを忘れ、高原の涼しさを感じてもらえれば」と期待を込めた。

トラックにリンドウを積み込む生産者と同実行委員(岩手県一関市で)


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