• ホーム
  • 日本農業新聞トピックス

日本農業新聞トピックス

2019-09-11掲載 (東北版)

雑穀 機械化確立へ 拡大めざし検討会 二戸地方農林水産振興協議会

 二戸地方農林水産振興協議会は3日、二戸市、一戸町、軽米町で二戸地域雑穀栽培現地検討会を開いた。雑穀生産者と二戸地域雑穀ブランド推進委員会、JA新いわてなど43人が参加。機械化体系実証圃場(ほじょう)の栽培状況や管内の移植栽培の事例について、4圃場で確認した。
 JAの北部エリア(二戸市、九戸村、軽米町)では、キビ、アワ、ヒエ、タカキビ、アマランサスなど8種類を生産している。生産者の高齢化で収量が伸び悩む中、一貫した機械化体系の技術を確立させ、作業の省力化と生産拡大を目指している。
 6月に機械移植実演会を開いた軽米町上舘の菅原敏夫さんは「除草作業は多少、楽になった。植え付け間隔などの工夫で収量増は見込める。全てを移植栽培にするには、苗作りのハウスの確保などの課題はある」と話す。
 北部営農経済センターの岩崎実副センター長は「二戸地域の雑穀は無農薬栽培で出荷しているため、播種(はしゅ)後に雑草の影響を受けやすいので移植栽培は有効。機械化体系技術の確立で、生産拡大を目指したい」と意気込む。
 県北農業研究所では、収量性の高い新系統の育成状況を確認した。

機械移植栽培した圃場の生育状況を確認する参加者(岩手県軽米町で) 


一覧へ戻る