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日本農業新聞トピックス

2019-08-09掲載 (いわて版)

子どもに夢と感動を 劇団員 滝沢市 松村 優さん(60)

 滝沢市砂込で水稲8?と林業を営む松村優さん(60)は、「劇団ゆう」のメンバーとして演劇活動をしている。20代から始めた演劇仲間と1991年に同劇団を設立し、地域の劇団員と共に華やかな舞台を繰り広げている。
 松村さんは22歳で実家の農業を継ぎ、就農した。その頃、当時の滝沢村の青年協議会活動として演劇を始めた。県大会で2回優勝して全国大会にも出場したが、さまざまな理由で5年ほどで活動を終えた。
 30歳を過ぎたころ、演劇への思いを忘れられない当時の仲間たちと集まり、地元で久しぶりに公演を開き、観客に大きな感動を与えた。公演を見た子どもたち数人が入団を希望し、子どもたちと一緒に活動。「劇団ゆう」の設立となった。
 松村さんは「公演が近くなると週6日は練習があり、何回やっても同じようにできず難しいが、舞台に立つ緊張感は普段味わえない。終わった時の達成感は何とも言えない」と語る。
 昨年11月の宮古公演では「美女と野獣」のモーリス役、今年の1、2月には沿岸3カ所で「ピーターパン」の海賊役として出演した。11月には、地元の滝沢市で「フランダースの犬」の公演を予定している。
 松村さんは「演劇は奥が深く、仲間がいるから続いている。劇団は子どもに夢と感動を与えるため、子どもたちを中心とした活動をしている。演劇は、やった人しか分からない感動があるので、やってみたい人はぜひ来てほしい」と笑顔で話す。

「美女と野獣」で主人公ベルの父親モーリス役を演じる松村さん?


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