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日本農業新聞トピックス

2019-11-02掲載 (東北版)

留学生 オイシイデスネー 収穫体験 JAいわて中央 輸出促進 若者招く リンゴ産地 世界に発信

 JAいわて中央は10月26日、盛岡市黒川のJAりんご部会の北田健部会長の園地で、留学生を対象としたリンゴの作業体験会を開いた。JAの特産品で輸出主品目のリンゴに理解を深めてもらおうと企画。春には摘果体験も行った。参加対象者を若者世代とすることで、インターネット交流サイト(SNS)や口コミでの情報発信も期待した。
 県内の大学に通う中国や台湾、カナダなど6カ国の留学生や日本人学生ら22人が参加した。北田部会長とJA営農販売部の横澤勤部長が、管内のリンゴ栽培の特徴や輸出の取り組みを紹介した後、「シナノスイート」の収穫を体験した。
 参加者は生産者やJA職員のアドバイスを受け、リンゴに傷が付かないよう丁寧に作業を進めた。「シナノスイート」、黄色系品種「もりのかがやき」も試食し、品種ごとの食味や食感、香りなどの違いを楽しんだ。また、搾りたての「シナノスイート」のジュースも試飲し好評を得た。
 カナダの男性は「母国の自分が暮らす地域にもリンゴの畑があるが、収穫をしたのは初めての経験。試食をしたリンゴがおいしかった」と笑顔を見せた。
 JAは2009年からリンゴの海外輸出を始め、岩手県内のJAでは唯一輸出事業に取り組んでいる。18年には2国間規制緩和後、国内初となるカナダへの輸出をスタートするなど現在4カ国に輸出する。昨年度は2815ケース(1ケース10`)を輸出。今年度は5000ケースの輸出を目標に掲げている。

収穫したリンゴを味わう留学生(盛岡市で)


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