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日本農業新聞トピックス

2019-11-08掲載 (いわて版)

昔ながらの脱穀を 一関市立滝沢小学校児童が体験

 一関市立滝沢小学校の5年生21人は1日、同校で昔ながらの脱穀を体験した。地元農家の菅原祐希さん(77)やJAいわて平泉一関青年部真滝支部員の協力で、千歯こきと足踏脱穀機を使って作業した。
 菅原さんは「昔は全て手作業。千歯こきはとがったものが並んでいる。足踏脱穀機は回転を誤ると手や腕を引っ張られ危険。けがをしないよう注意しよう」と手作りの説明書を児童に手渡し、脱穀機の使い方や注意事項を伝えた。
 児童は10月上旬に稲刈りをして自然乾燥させ、稲の束を千歯こきの歯に合わせて静かに引きながら稲穂をかき落とした。足踏脱穀機では足で踏みながら回転を合わせ、慎重に穂先から静かに入れて脱穀した。
 菅原さんは、むしろにたまったもみをもみ通しで振るい分け、箕(み)で空のもみやごみを吹き飛ばし、稈心(みご)の付いたもみは木槌(きづち)でたたいて振るい分けを実演した。「昔の農作業の大変さを感じ取り、米の大切さを知ってもらいたい」と話した。
 菊池莉帆さんは「少しの量の稲の脱穀だったが、もっとたくさんの量だと大変な作業だと思った」と話した。

千歯こきで脱穀をする児童


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