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日本農業新聞トピックス

2019-11-08掲載 (いわて版)

踊りも農業も楽しむ よさこい 奥州市江刺愛宕 小澤正直さん

 奥州市江刺愛宕でリンゴを生産する小澤正直さん(40)は、「よさこい」を通じて地域に元気を発信している。2001年、大学3年生でよさこいを始め、就職、帰郷、就農を経ながら県内外で精力的に踊り続けている。
 小澤さんは、北海道の大学に進学し、よさこいと出会った。「元々、祭り好きな性分なのもあって夢中になり、卒業後も仕事をしながら続けた」と話す。
 14年に帰郷し、15年に就農してリンゴの専業農家となった。市内の有志4人と16年に、よさこいチーム「〒4351岩手なるこ村」を発足。小澤さんは村長、チームメンバーは村民だ。
 練習は週に2回。各地のよさこいイベントへの出演の他、他チームの助っ人としても参加。奥州市水沢で開かれる「奥州YOSAKOI in みずさわ」では、北海道釧路市のチーム「ミナオ・ドーレくしろ」と毎年合同で踊る。小澤さんは「よさこいを通じて地域が元気になる。『村』のモットーは楽しむこと。年齢を問わず親しめる、身近な踊れるチームを目指す」と笑顔を見せる。
 よさこい以外のイベントにも積極的に参加し多忙な日々を送るが、いつも笑顔を絶やさない。「農業は朝から晩まで忙しく休みがないというイメージを払拭(ふっしょく)したい。周りには好きなことと両立する仲間がたくさんいて、皆いきいきと働きプライベートも充実している。農業をやってみようと続く後継者が増えてくれたらうれしい」と話す。
 「新しい視野を広げ、柔軟な考え方を身につけられる。踊りも農業も楽しみながら続けますよ」と意欲に満ちている。

農業とよさこいを両立し、精力的にイベントに参加する小澤さん


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