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日本農業新聞トピックス

2020-02-11掲載 (東北版)

県内一の産地へ一丸 27万ケース目標に JAいわて花巻 りんご達の応援大会

 JAいわて花巻とJA果樹部会は1月31日、花巻市で「2019年度りんご達の応援大会」を開いた。部会員やJA職員、関係機関、市場5社の担当者ら約160人が参加。2019年度の販売実績を振り返った他、20年度の「りんご生産販売推進方針」を確認した。来年度は数量27万ケース(1ケース10`)を目標に掲げる。
 小田島節夫部会長は「今取り組むべき園地の承継問題に、関係機関とスクラムを組んで取り組みたい」と話した。高橋勉組合長は「今まで培ってきた技術を発揮し、おいしいリンゴをたくさん作ってほしい」とあいさつした。
 部会の今年度の販売実績見込みは、台風19号の影響などで数量20万1000ケース(前年比79%)だが、1ケース(10`)の単価は3035円(同比107%)と高値になる見込み。営農部園芸販売課の藤原賢調査役は「単価が上がったのは、生産者が収穫間際まで諦めず品質を高めようと栽培管理した努力の賜物」と感謝した。
 JA全農いわての職員は、近年の全県とJAいわて花巻の販売実績比較を主力サンふじを引き合いに出しグラフで紹介。全県では数量が減少傾向にある中、JAいわて花巻は数量が増加傾向で単価も上昇傾向にあることから、「勢いのある産地」と話した。
 JAいわて花巻の職員は、20年度の「りんご生産販売推進方針」を説明。「紅ロマン」と「紅いわて」の高品質産地の形成を目指すことや、若手や女性生産者の支援などを掲げた生産対策、需要期に安定供給できる販売推進、消費拡大に向けたPR活動などを掲げた販売対策に取り組むことを確認した。
 パネルディスカッションでは、大果大阪青果鰍フ荒巻万寿夫取締役営業統括部長と生産者3人が「県内ナンバーワン産地に向かって」をテーマに、県内の将来的なリーディング産地を目指して意見を交わした。
 同部会若手りんご生産者グループの小原忍会長は、今年度の活動を発表。視察や食育活動などを紹介した。
 大会では19年度の「りんご優秀生産者表彰」も実施。販売額と品質の2部で、優良生産者6人を表彰した。
 ◇販売額の部▽「紅いわて」=小原忍(花巻市東和町)▽「ジョナゴールド」=宇津宮邦昭(同市石鳥谷町)▽「蜜入りふじ」=浅沼慶宣(同市東和町)
 ◇品質の部▽「紅いわて」=伊藤正孝(北上市)▽「ジョナゴールド」=浅沼浩一郎P=

「りんご優秀生産者表彰」を受賞した生産者ら(岩手県花巻市で)


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