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日本農業新聞トピックス

2020-02-12掲載 (東北版)

生育モニタリング調査 栽培に最適な環境を JA江刺野菜部会トマト専門部

 JA江刺野菜部会トマト専門部は2019年度から、環境計測機器を活用したトマトの生育環境のモニタリング調査を実施している。管内に8カ所の測点を設定し平場、中間、山手エリアで生育環境のデータを収集。気候の変化に柔軟に対応し、栽培に最適な環境づくりを目指す。
 部員66人が栽培面積8・2fでトマトの夏秋栽培に取り組んでいる。岩手県が1月30日に行った「アグリネットワーク2020」の中の、19年度農業青年活動実績発表会・研究グループ活動発表の部で、同専門部の吉田雄次郎さん(31)が、「トマト栽培環境の適正化を目指して」と題して19年度の環境モニタリングの取り組みを発表。最優秀賞に輝いた。近年、環境モニタリングに取り組む農家が増えている中、専門部が一体となりチームで取り組む事例は全国的にも珍しく、高く評価された。
 19年度は機器の組み立てや設置、生育データの収集などを実施。圃場(ほじょう)の栽培環境を数値で見ることや、各圃場と自分の圃場との違いを視覚的に確認することが可能となり、圃場の適正管理への関心の高まりにつながった。20年度はさらに測点を増やし、トマトの生育ステージごとに評価できるようにしていくことなどを目指す。
 吉田さんは「仲間と一体となった取り組みが評価されてうれしい。全国的にも珍しいとのことで、産地のPRにもつながる。継続して取り組みたい」と意気込む。
 同専門部は、9月に山形県で行われる第51回東北農村青年会議山形大会に、県代表として参加する。

JA江刺の小川節男組合長に最優秀賞を報告するJA江刺野菜部会トマト専門部の吉田雄次郎さんと吉田祐一郎さん(岩手県奥州市江刺で)


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