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日本農業新聞トピックス

2020-03-21掲載 (東北版)

サトイモ めざせ販売高6000万円 信念は味へのこだわり JAいわて花巻二子さといも生産組合

 JAいわて花巻二子さといも生産組合は10日、北上市のJA旧二子支店店舗で2019年度の総会を開いた。生産者やJA、市場関係者ら約30人が出席した。20年度は、19年度同様に「味へのこだわり」を信念に、連作に負けない土づくりによる栽培面積の拡大、高品質の生産、共販拡大を進め、出荷量120d、販売額6000万円を目指す。
 19年度の出荷数量は113.5d、販売額4774万円、1`当たりの平均単価420円(前年対比87.5%)だった。
 高橋豊組合長は「19年度は18年度に比べ単価が60円下がったが、販売金額が伸びてよかった。生産者が一丸となり、20年度の販売目標金額を達成できるよう頑張ろう」と呼び掛けた。19年度二子さといも出荷表彰者として、販売金額最優秀賞1人、販売金額優秀賞5人、品質優秀賞高単価、L規格以上比率でそれぞれ1人を表彰した。
 総会前には研修会も実施。生産者を代表し19年度販売金額最優秀賞に選ばれた高橋正徳さんが栽培方法について報告した。土づくりや自身が使用している肥料と薬剤について説明し、薬剤を変えたことで根の張りが良くなったことを伝えた。
 県南広域振興局農政部花巻農林振興センターの藤原哲也さんは「二子さといも選果施設整備事業の申請に必要な産地における事前の取り組み」について説明。農水省で取り組んでいる「産地生産基盤パワーアップ事業」を活用するためには、成果目標の達成が見込まれることが前提で、産地でどう取り組んでいくかが重要と話した。
 北上市役所農林部農業振興課の瀬川礼奈さんは「二子さといも連絡協議会の活動実績」について話し、19年度に行った食味調査会での結果をグラフで紹介。調査対象者は6地区7人と新規生産者3人を対象に行った。サトイモの味を1番感じやすい、皮をむいたサトイモを蒸し器で30分ふかした。生産者を伏せた状態で試食し、粘り、香りなど8項目をアンケート用紙に記入。集計結果について「それぞれ試食者の感じ方によって点数を付けたが、各項目において大きな点差は見られず、各サンプルの差もなかった。そのため、食味の平準化がされていると感じた。今後は全会員を対象にランダムで選び食味調査を実施していきたい」と説明した。
 


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