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日本農業新聞トピックス

2020-03-26掲載 (東北版)

ピーマン出荷設備を増設 JAいわて平泉 面積増や老朽化に対応

 JAいわて平泉は、2020年産ピーマンの受け入れに向け南部園芸センターに計量包装設備を増設した。産地パワーアップ(国庫)事業と併せ、いわて型野菜トップモデル産地創造(県単)事業を活用し、ハウス導入を推進し栽培面積拡大を図っていることや、2000年に導入した計量包装設備が老朽化していることなどに対応するため。5月中旬から始まる出荷に合わせ試運転を行い同月下旬から本格稼働させる予定で、生産基盤の拡大により増加する出荷量に対応できる出荷設備が整った。
 新たに荷受け計量機1台と、袋詰め機2台、自動箱詰め機4台を増設した。今回の整備により従来手作業で行っていた袋詰め機へのピーマンの投入と出荷段ボール箱への箱詰めが機械化され、作業労力の軽減と作業効率の向上につながる。
 1機当たり1分間で150グラム入り50袋を作り箱詰めする能力がある。出荷最盛期の8月に運び込まれる日量約15トンを従来のおよそ半分の時間で箱詰めができる他、消費者ニーズに対応したばら詰めや1袋当たりの重量変更など柔軟な対応も容易となった。箱詰め作業が効率化されたことで翌日の出荷量を取引先に正確に早く伝えられ有利販売につながることが期待できる。
 ピーマン部会は20年、新規生産者7人が加わった。目標のハウス栽培面積2ヘクタールに対し現在約1ヘクタールとなっており、21年度にはさらに60アール増える見込みとなっている。
 佐藤鉱一組合長は「機械を増設したことで作業労力が軽減される。管内全域から出荷されるピーマンを南部園芸センターに集荷し、ここを拠点に全国へピーマンを出荷し、生産基盤の確立と農家の所得増大に向けていきたい」と力を込める。

増設された機械の説明を受けるJA常勤役員(岩手県一関市で)


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